〜宇部・山口・防府・美祢(美東・秋芳)に住む地デジ詐欺の被害者へ向けて〜
山口ケーブルビジョン(シー・エイブル)がFBS福岡放送などの地デジをCATVの利用者に受信させない「やし(地デジ詐欺)」について、年末号の発行後わかったことを報告する。
※このページを読み終わったら→お盆号→市長の虚偽答弁(ビデオ)→続・陳情書→クリスマス号→梅雨号(発覚!小郡やし会談)→天罰号
シー・エイブルとFBSなど福岡民放との「協議中(→創刊号)」に関して、総務省から次のような回答があった。
“山口ケーブルビジョン(株)から大臣裁定に係る再放送について、放送事業者と協議していく旨の連絡を中国総合通信局が受けたのは、ご指摘のとおり、平成23年6月21日と同年7月14日の2回です。”
FBS福岡放送らとの協議が整わず福岡4局の地デジを再放送(ケーブルテレビ加入者へ送信)できないシー・エイブルが、自治体の市長らに促されて総務省へ大臣裁定を申請したのは、平成23年3月30日。
6月21日に総務大臣が裁定し、FBSなどをアナログ同様、地デジでも再放送できることになったシー・エイブルが、FBSらと再協議する旨を同じ日に総務省へ伝えた。
7月11日に山口県内の民放局(tys・KRY・yab)と自治体のトップが会談した(外部PCサイト)、との情報がある。→発覚!小郡やし会談
7月14日にテレQの再放送を届け出たシー・エイブルが総務省へ同日、FBSら福岡3局とは「協議中」と通知。
7月22日にシー・エイブルが、24日からのFBSなど福岡4局の再放送決定を新聞に掲載(PCサイト)するも、急転直下、テレQを除き中止(外部PCサイト)することを翌23日に発表。
シー・エイブルがFBSなど3局の地デジを24日から再放送するには、平日の22日(金)までに手続きしなければならなかったはずだが、済ませてはいない(PCサイト)。
どうもおかしいのでFBS福岡放送に問うてみたら、「協議中」ではないことが判明した。
“大臣裁定以降、山口ケーブルビジョン(株)とは協議を行っておりません。
その後山口ケーブルビジョン(株)が再放送を開始していないことは承知しておりますが、弊社は阻害などしておりません。”
FBS福岡放送が「協議中」ではないことを私が指摘するまで、宇部市役所は2月から3月にかけて再三うそをついた。
“現在(総務相裁定の)当事者間で協議されている”
“山口ケーブルビジョン(株)と福岡民放局に委ねられている”
美祢市の担当課長は、指摘しても、このように答えた。
“山口ケーブルビジョン株式会社と福岡県民放局に委ねられております”
ここからは推測だが、もともとシー・エイブルにはFBSなど福岡3局の地デジを再放送する気がなかった。
シー・エイブルの齋藤社長はtysテレビ山口の社長でもあるから、再放送が中止になり競合する民放の数が減った方が都合がいい。
そこで「協議中」をでっちあげ、自治体の翻意を促した。
しかし、自治体の市長が中止を容認しなかったため、新聞でFBSなど3局の再放送開始を広告した。
ところが土壇場で、市長連中がケーブルテレビの受信契約者を裏切り中止になった、と考えざるを得ない。
発行人 區土或タト(区域ガイ)